人気の50㏄スクーター、ホンダズーマーにグリップヒーターを取付!
なんですけど、ホンダ純正のグリップヒーター、50㏄用はお値段¥8.800-(税抜)でなぜか半周巻き。握ったときに手のひら半分しか温まらない。お客さんも「え~っ、半分なのー?」という反応なので…。そんな時にはエンデュランス製グリップヒーターです!
エンデュランス製グリップヒーターHG。全周巻きに加えてスイッチには電圧計付き。お値段¥9.000-。ウチの店でもかなり評判の良い品です。¥200しか変わらないのでみなさんほとんどコチラをチョイス。
で、取付作業開始の前にやることが1つ。ノーマルのグリップパイプには周り止めのリブが付いていてこれが厄介なのです。写真の黒い方ね。このリブを落とさないとグリップヒーター付けられません。加工にかなりの手間がかかる上に削り過ぎたらグリップヒーターがグルグル動いてしまう…。そんなリスクは犯さずにパイプを換えてしまいましょう。重宝するのが「キタコスーパースロットルパイプ」。グリップヒーターの太さと絶妙なマッチングにややハイスロ加工。ズーマー50用は無いんですけどDio110用がピッタリ合います。
まずはグリップパイプの交換。ノーマルはソックリ外してこのパイプを取付けます。11%のハイスロという微妙さですが違和感はまったくなし。
グリップヒーター装着。エンデュランス製はかなりキッチキチなのでほとんどの場合でボンド要りません。右側はスロットルの動く範囲をよく見てハーネスが引っ張られたりレバー等と干渉しないように。ハーネスは下に向けた方が見た目スッキリすると思います。今回はこの位置。
左側も同様にハーネスを下に向けて取付け。スイッチの取付けは付属のハンドルクランプかホンダ純正グリップヒーターのスイッチのステーを使います。左右のグリップ、スイッチを取付けたらプラス電源を取ります。DIYの方、ここでご注意!安全のためバッテリーのプラスから直接取る、所謂「バッチョク」はやめましょう。必ずメインスイッチONで12Vが流れる線から取ります。今回はブレーキランプスイッチのプラス線を分岐。ECUの裏側にちょこっと見えてる赤い線です。
マイナスはボディアース。車体のハーネスと同じ場所に取付。
で、エンジンかけてスイッチオン!無事あったまりました~♪ 5段階調整+電圧計付きスイッチは使い勝手良し。最強にあったかくしてもアイドリングで13.8V。充分です。バイクもまだ新しいので安心。ちなみに電圧計の表示よりも実際の電圧は0.3~0.5V位高いです。少々ハイスロになった感想は「わかんない」とのこと。
好評なエンデュランス製グリップヒーター、お1ついかが?寒い季節はもちろんですが春や秋の少々涼しい時季や、夏でも急に雨に降られたりしたときはかなり重宝します。ちなみにリトルガレージ的統計「1度グリップヒーターを体験すると普通のグリップに戻れない率」93%です。(^^) あっ、完成写真忘れた。